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冬が終われば押し入れにしまう加湿器を、わざわざ買うのはもったいない気がする。
それなら借りたほうが安いのか、迷いますよね。
ただ、加湿器をレンタルしたい理由は一つではありません。
買う前に2週間だけ試したい人と、赤ちゃんが生まれた冬の1〜3か月だけ使いたい人では、合うプランが変わります。
ひと冬だけ使うのか、毎年の冬に使うのかでも、借りるか買うかが分かれます。
答えは、使う期間と、借りたいものの種類で決まります。
中型の加湿器は、月額でレンタルすると5〜8か月で買った値段に並びます。
冬を11月から3月の5か月と数えると、ひと冬なら借りるほうが同じか少し安く、2冬目には買うほうが安くなります。
加湿空気清浄機は、買った値段に並ぶまで8〜9か月かかります。
ひと冬だけなら、レンタルのほうがはっきり安く済みます。
どちらも、各社のレンタル月額プランの料金と通販の実売価格から計算した目安です。
加湿器を借りるか買うか決める前に、まず次の3つを確かめてください。
加湿器をレンタルする前に、確かめたい3つ
- 使う期間:ひと冬だけなら借りるほうが同じか少し安く、2冬以上使うなら買うほうが安く済みます
- 借りたいものの種類:加湿空気清浄機は本体の値段が高いぶん、ひと冬なら借りるほうが安くなります
- 最低期間:1〜2か月で返すなら、最低3か月分の支払いが決まった月額プランではなく、最低期間のないプランを選びます
毎年の冬に使うと決めている人のために、買うならこの加湿器、というものも選びました(多くの人に合うハイブリッド式/フィルターの手入れをなくしたい人のスチーム式)。
使う期間を決めると、加湿器をレンタルするか買うかが決まります
レンタル各社は、料金の単位がばらばらです。
2週間、1か月、最低3か月の月額、期間ごとの一括料金などが混ざっていて、ページを並べても総額を比べにくくなっています。
この記事では、使う期間ごとにどれが合うかを先に決めて、それからレンタルサービスを選ぶ順に並べました。
まず2週間だけ試したい
買う前に音や大きさを確かめたいなら、短期レンタルが合います。
レンティオとゲオあれこれレンタルは14泊15日、GYMGATEは7泊8日の短期プランがあります。
レンティオとゲオは、借りたあとにそのまま買う仕組みがあり、払ったレンタル料金を差し引いた額で買えます。
気に入ればそのまま自分のものにして、合わなければ返す、という使い方ができます。
ただし、ゲオで買い取った場合はレンタルしていたその加湿器(中古)になり、メーカー保証は付きません。
1〜3か月だけ使いたい(赤ちゃんが生まれた冬、家族の看病、来客など)
ここがいちばん間違えやすいところです。
大手の月額レンタルは、多くが最低3か月分の支払いが決まっています。
レンティオ、ゲオ、GYMGATEの月額は、1か月で返しても3か月分がかかります。
1〜2か月で確実に返すなら、最低期間のないCLASの「いつでも返せるプラン」か、期間ごとに一括で払うベビー用品のレンタルが合います。
ベビー用品のレンタルでは、ダスキンの「かしてネッと」と双葉堂が、象印などのスチーム式加湿器を1か月単位で貸しています。
水を沸かす方式なので、赤ちゃんのいる部屋では置き場所に気をつけてください。
ひと冬(11月〜3月)だけ使いたい
借りたいのが加湿空気清浄機なら、レンタルのほうが安くなります。
本体の値段が高いぶん、買った値段に並ぶまでが長いからです。
中型の加湿器なら、借りても買ってもほぼ同じ額です。
来年の冬も使うか分からない人、引っ越しの予定がある人、置き場所を増やしたくない人は、借りるほうが身軽です。
レンティオには、決まった月数(機種によって6か月か12か月)払い終えると、そのまま自分のものになるプランもあります。
ひと冬使って、気に入ったら払い続けて自分のものにする、という中間の選び方もできます。
毎年の冬に使う
2冬以上使うなら、買うほうが安く済みます。
中型の加湿器は、2冬目の途中で月額レンタルの総額が本体の値段を超えるからです。
加湿器を買う場合に多くの人に合うのは、ヒーターで温めた風を当てる15畳用のハイブリッド式です。
ヒーターを使わない「エコモード」なら、1日8時間つけても電気代は月180円ほどです。
楽天とAmazonのページでいまの値段を確かめて、月額レンタルの総額と比べてみてください。
SHARP シャープ ハイブリッド式加湿器 プラズマクラスター7000 上部給水 どっちも給水 プレミアムホワイト HV-T55-W
参考価格 18,800円
ひかりTVショッピング 楽天市場店
※価格・在庫・仕様は各販売ページでご確認ください
フィルターの手入れをなくしたいなら、水を沸かす象印のスチーム式が合います。
フィルターがなく、洗うのは広口の容器だけです。
そのかわり電気代は高く、13畳用で1日8時間なら月3,000円ほどかかります。
販売ページでは、いまの値段と、いつ届くかを確かめてください。
加湿器を個人に貸しているレンタルサービスの違い
レンタル料金は季節や在庫で変わるので、表には変わりにくい条件だけを並べました。
月額や在庫は、各社のページで確かめてください。
| サービス | 最低期間 | 短期プラン | 送料 | 途中で買える | 本体 |
|---|---|---|---|---|---|
| レンティオ | 月額は3か月 | 14泊15日 | 1注文ごとに配送手数料、返送は無料 | できる(払った分を差し引き)。6か月か12か月で自分のものになるプランあり | 機種によって新品かリユースを選べる |
| ゲオあれこれレンタル | 月額は3か月 | 14泊15日(30泊31日まで延長可) | 本州・四国・九州は往復無料 | できる(レンタル料金を差し引き) | 中古 |
| CLAS | なし(いつでも返せるプラン) | — | 配送手数料は商品で異なる | できる | — |
| GYMGATE | 月額は3か月 | 7泊8日 | 往復無料 | できる | 新品保証の機種が多い |
| アリスプライム | なし(定額で借り放題) | — | 往復無料(大型品などは一部負担) | — | — |
| ダスキン かしてネッと | 期間ごとの一括(9泊10日から) | 9泊10日 | 宅配料は店舗・地域で異なる | — | スチーム式 |
| 双葉堂 | 期間ごとの一括(1か月から) | — | — | — | スチーム式 |
※画面が狭いときは表を横にスクロールできます
事務所や店舗で大型機を使う場合は、フィルター交換まで引き受ける事業者向けのレンタルがあります。
この記事では家庭向けだけを扱っています。
加湿器レンタルのよくある質問
借りた加湿器を、そのまま買い取れますか?
レンティオ、ゲオあれこれレンタル、CLAS、GYMGATEは、借りたあとに買い取れます。
払ったレンタル料金を差し引けるのは、レンティオとゲオです。
ゲオで買い取る加湿器は中古で、メーカー保証は付きません。
ほかの人が使った加湿器は清潔ですか?
各社は、返ってきた加湿器を点検し、清掃と除菌をしてから貸し出すと説明しています。
ただ、フィルターを貸すたびに新品へ替えているかを明記している家庭向けのサービスは、見当たりませんでした。
気になる人は、新品を選べるレンタルサービスや機種を選んでください。
GYMGATEは新品保証の機種が多く、レンティオは機種によって新品かリユースかを選べます。
届いてからは、タンクの水を毎日入れ替えることがいちばん効きます。
汚したり壊したりしたら、いくら払いますか?
レンティオとゲオは、利用者に過失がなければ請求しないとしています。
過失で壊した場合も、負担の上限は1回2,000円です。
ただし、レンティオは容器の中がひどく汚れていると、別にクリーニング料金がかかる機種があります。
返す前にタンクとトレイの水を抜いて、中を乾かしておいてください。
レンタル料金のほかに、月にいくらかかりますか?
電気代がかかります。
方式でかなり違い、ヒーターを使わない気化式なら1日8時間で月100円前後、水を沸かすスチーム式なら月2,000〜3,000円台です。
借りる加湿器を選ぶときは、レンタル料金と電気代を足して比べてください。
冬の途中でレンタルしようとしたら、在庫はありますか?
早めに決めるほうが確実です。
レンティオは、新規の注文が最も多いのは12月で、11月と12月だけで年間の注文の6割を超えると公表しています。
寒くなってから探すと、欲しい加湿器が品切れになっていることがあります。
寒くなる前の、選べる機種が多いうちに決めるのが確実です。
加湿器のレンタルで避けたいこと
1〜2か月で返すのに、最低3か月の月額プランで借りる
大手の月額レンタルは最低3か月分の支払いが決まっていて、早く返しても料金は減りません。
短い期間だけなら、最低期間のないプランか、期間ごとに一括で払うレンタルを選んでください。
2冬以上使うのに、毎年借り続ける
月額で借り続けると、中型の加湿器なら2冬目の途中で、本体を買った値段を上回ります。
毎年の冬に使うと決めているなら、買うほうが安く済みます。
借りた加湿器のタンクに、水を継ぎ足して使う
借りた加湿器でも、自分の加湿器と同じようにタンクの水は毎日入れ替えてください。
加湿器のほかにできること
借りる前に、湿度計で部屋の湿度を一度見ておくと、どのくらいの大きさの加湿器が要るかが分かります。
洗濯物を部屋に干すだけでも、その部屋の湿度は少し上がります。
それで足りない部屋に加湿器を足すと考えると、借りる機種も買う機種も選び間違えにくくなります。
加湿器のレンタルが向かない人
| この記事が役に立つ人 | 別の答えが合う人 |
|---|---|
| ひと冬や数か月だけ加湿器を使いたい人 | 毎年の冬に使う人(買うほうが安い) |
| 買う前に音や大きさを試したい人 | 事務所や店舗で大型機が要る人(事業者向けレンタル) |
| 加湿空気清浄機を冬だけ使いたい人 | フィルターの手入れを一切したくない人(スチーム式を買う) |
※画面が狭いときは表を横にスクロールできます
春に返すか、次の冬もそのまま使うか
最初の迷いは、レンタルのほうが本当に安いのか、でした。
決め手は、使う期間と、借りるものの種類でした。
ひと冬だけなら借りる、2冬目も使うなら買う。
加湿空気清浄機なら、ひと冬は借りるほうが安い。
借りると決めたら、使い始めたい日から逆算して予約し、届いたら水道水を入れてタンクの水を毎日替えてください。
冬が終わったら加湿器の水を抜いて乾かし、返送するだけです。
買うと決めたら、多くの人に合うのは15畳用のハイブリッド式、フィルターの手入れをなくしたいなら象印のスチーム式です。
買った加湿器は、フィルターの手入れを続けるかぎり、次の冬もそのまま使えます。
出典:レンティオ、ゲオあれこれレンタル、CLAS、GYMGATE、アリスプライム、ダスキン かしてネッと、双葉堂の各サービスの料金・利用規約・よくある質問のページ/レンティオ「加湿器レンタルの取り扱い(事業者向け)」(注文の季節性)/シャープ「HV-T55 仕様」、象印マホービン「EE-DG35・50」(消費電力はメーカー公表値)/公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会(電力料金の目安単価31円/kWh)。損益分岐の月数は、各社の月額プラン料金と通販の実売価格から計算した目安です。料金と在庫は季節で変わります。


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